5年間を振り返ってみる話【A.B.C-Z】

Twitterのお祝いムードに触発されて、今の気持ちをしたためておこうという気持ちになった。
深い意味はないので、とりとめのない独り言にしかならない気がするけれど、何かの拍子に振り返ったとき、もしかしたら楽しいかもしれない。
 
 
 

5年前の今日、彼らがデビューした。
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9月辺りからデビューだなんだと言われ続け、やきもきした3ヵ月が懐かしい。すっかり忘れていたが、"ABC-xyZ"なる謎のグループになる可能性に頭を抱えたこともあった。
そんな訳わからんものになるくらいなら、デビューしなくてもいいじゃん。セクシーなメンバーって何だよ…ごさまにダンスさせときゃ充分セクシーだろうよ……と悪態をついてたこともあった。
当時の私は五関担真っ只中だった。
 
 
ジャニーズのデビュー決定の発表に立ち会ったのは、3度目。キスマイ、セクゾ、えびの3組。
デビューした瞬間に立ち会ったのは、多分ABC-Zが最初で最後だと思う。
正直に言うと、キスマイのデビュー発表はショックで悲鳴を上げて嫌だ嫌だと泣きわめいたタイプなので、あんなにも素直にデビューを喜んでお祝いしたのはABC-Zだけな気がする。
(ちなみにキスマイのデビューを心から祝えたのは、デビュー後の初東京ドームコンサートの時である…我ながら悪あがきがすぎた)
 
あんなに喜んで、あんなにお祝いしたのは、わたしが五関担だったからというのもあるけれど、これが最後のチャンスで、彼らに次はもう回ってこない。何となく、そんな風に感じていたからだと思う。だからとにかく必死だった。
 
この人たちが報われなくて、他の誰が報われていいと云うのだろう。
当時は、よくも悪くもえびのことしか考えられなかった。盛大に送り出すことがファンとしての使命だと、そんな事さえ思っていたかもしれない。
 
 
長い努力と沢山の思いを重ね続けた彼ら自身が、掴みとったデビューである。それ以外のなにものでもない。
ただ、ほんの少し、もつれそうなその足元を照らしたのが、わたしたちファンであったのなら、これ以上の幸せはないとそう思いながらステージの上の彼らを観ていた。
ありがとうと叫び続ける彼らに、おめでとうと叫び続けた。あの感動からもう5年も経つのかと、しみじみ思う。
 
五関担と名乗るにはすっかり落ち着いてしまったし、熱量も足りてない気がするけれど、えびの現場に行くといつも楽しいから、いつまでも離れられなくて困ってしまう。
いつどんなモチベーションで行っても終わった後には必ず「また行きたい!もう一回観たい!」になるから、ABC-Zは恐ろしい。
そしてそれは、現役のえび担に始まり元担だったり、Jr.担だったり。時として、一般の方まで巻き込んだりする。
これは、この人たちの努力が作り上げた、ABC-Zにしかない無二の才能だとわたしはいつも思う。
 
そしてたぶん、ABCでは出来なかったことだとも。5人で良かった。ありがとう。

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